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スタイリッシュな、モノトーン主体のスキップフロア

■ 建築データ

構造規模/木造(軸組工法)・2階建て
延床面積/176.58㎡(約53坪)
■倶知安町・当社設計士の家
■家族構成/夫婦30代、子ども2人
■設計・施工/(株)羊蹄工業

<主な外部仕上げ>
屋根/シート防水+保護モルタル、外壁/ガルバリウム鋼板立平葺(ランダムピッチ)、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)

<主な内部仕上げ>
床/ウォールナット無垢フローリング、壁・天井/ビニールクロス張

<断熱仕様>
基礎・床下/吹付硬質ウレタンフォーム60㎜、壁/吹付硬質ウレタンフォーム40㎜+外張ウレタンボード20㎜、屋根/吹付硬質ウレタンフォーム110㎜

<暖房方式>
寒冷地向けエアコン

■ 工事期間
平成24年8月〜12月(約4ヵ月)

設計士の自宅もエアコンだけで暖かなファース工法で

 羊蹄工業は地元・倶知安町を中心に、長年にわたりファースの家を手がけ、これまでも技術と誠意を込めて家づくりに携ってきました。お客様から「とにかく暖かい」と、高い評価をいただいてきましたが、いよいよ当社の設計士が自宅を建て、自らそのズバ抜けた性能を実感しているところです。

 設計プランは、車2台分の車庫を組み入れることを最大のポイントとし、そうすることで必然的にフロアごとの変化が楽しいスキップフロアという形態が発生。1階にはダイナミックな吹き抜けのあるリビングを配置し、そこからワンステップ上がった場所をダイニング・キッチンにしましたので、リビングでは生活感を意識することなく寛ぐことができます。これはスキップフロアならではのメリットです。室内から蝦夷富士こと羊蹄山の美しい姿が眺められるよう、採光も加味して高い位置に窓を設けたことも、設計する段階で重要視しました。

 暖房は吹き抜けと床下に1台ずつエアコンを設置した、空気循環方式による全館暖房です。断熱性や気密性がバツグンによい家なので、全く問題なく家じゅうをまんべんなく暖めることができています。暖房機器を各部屋や壁際などに置くこともなく、空間が自由に広く使え、掃除がしやすい点も見逃せません。

 予想していたとおり、実際に暮らしてみると光熱費がかなり抑えられ、空気はいつもきれい。焼肉の後もペットがいても匂いが気にならず、爽やかな気分で過ごしています。モノトーン主体のシンプルな色使いでまとめ、しゃれたインテリア小物が雰囲気にマッチ。玄関のシューズクロークなど収納面も充実させました。設計士自らが暮らしを楽しんでおり、ファース工法の特性を生かし、今後ますますよい家づくりに取り組んでいけると確信しています。

 

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